MUNE ATSUSHI | arts & illustrations

「楽しい」をつづける。

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ムネアツシです。

自分で言うのも何だが
ぼくは多趣味だ。

それと同時に絶望的な飽き性でもある。

「新しいこと」は大体おもしろい。
やっていることのたのしさは勿論だが
どちらかというと初体験への新鮮さや
チャレンジしている自分自身が
どこか格好良く思えてくるのだ。

だが残念なことに
人間誰しも少し続けると
初めに得られた感動が薄れて
だんだんと慣れが生じてくる。
同時に難しさにも出会って
結果長続き出来ずにやめてしまうのだ。

飽き性の特徴としては
この新鮮さへの感動の起伏のスパンが短い

新鮮さや自分自身への「やってる感」よりも
もっと細かい技術の向上感や
対象への小さい具体的な変化へ
魅力を見つけられるか否かで
その後続けられるかどうかの分かれ道が決まる。

絵を描いているときの
線を一本ずつ重ねるときは
替えがたいスリルがある。

絵具を何度も混ぜ合わせ
思い描いた色ができた時も
『よしッ』と気持ちが昂る。

出来上がりの自己評価も
人に見てもらったときの
褒められりゃ顔が熱くなる程嬉しいし
そうでなければ悔しさのあまり
キャンバスを切りつけてやりたくなる。

そして新しいものを描く。

初めて絵を描いた時のことなんて
何歳の頃かも記憶に残ってはいないが
今でも新しい画材、新しいモチーフ、新しい方法を
試すときは楽しみと不安で溢れる思いがする。
ささやかなレベルアップ感で
初心の「新鮮さ」を更新できるのだ。

別にこれは絵に限った話では無いし
凝った趣味でしか得られないものでもない。

家の風呂洗いひとつにしても

家と会社の通勤道中でも

週末のスーパーへの買い物も

「繰り返し」の慣れから生じる
めんどくささよりも
小さい具体的な変化や魅力を見つけられると
それはたのしさへ変わる。

その変化も続けないと得られないものばかりだ。

実際週末スーパーに行って買いもしない
卵の値段チェックは必ずする。

安いとテンションが上がるし
一応一番高級な卵もチェックする。

たのしさやおもしろさなんて
その程度でいいと思うのだ。

例のウィルスの影響で
これまで日常と非日常の間の行ったり来たりが続いている。

しかしその反面永らく続いてきたが
新しいことを始めるきっかけにもなった。

たくさんの人の努力でここまで帰ってきた
幸せで退屈で素晴らしい日常だからこそ
少しでも「たのしい」を見つけられて、
そして続けられる目ざとい人間でありたいし
そうなりたいと思うのです。

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